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2013年1月30日水曜日

Raised In Captivity - John Wetton 2011


「失うものなどなにもないのさ」そう呟きながら、降りしきる雨の中をひたすら走り続けるウェットン先輩の姿をあのUKの名作に垣間見た時以来、ジョン・ウェットン兄貴をプログレ界の中村雅俊とよんでいたのは私だけだろうか?(そうです。)
そんな彼もアルバムリリース時で62才、Tokyo Tapesでジェネシスの曲を何の違和感もなく魅力的に聞かせてくれたボーカルはまったく衰えていません。今回はストレートなロックンロールがメインで、兄貴の十八番の青春系が少ないのがちょっと残念。それでもドラマチックな展開を見せる曲もあり、ファンの期待に十分答えてくれていると思います。ハケット先生の参加しているのは爽やか系ですね。Genesis Revisitedでの競演以来、すでに15年近くたった2人ですが、Hackwettonもありだよね、と思いたくなるような強力な絆を感じます。

Guest players:
Billy Sherwood, Mick Box, Geoff Downes, Steve Hackett, Eddie Jobson, Tony Kaye, Steve Morse, Alex Machacek(UKZ)



4 件のコメント:

  1. Johnも大好きなアーティストのひとりです。Steveとの相性も良いし、ホント、Hackwetton、やってほしいですねぇ。

    このアルバムは、最初はなかなかとっつきにくくて苦労しましたけれど、なんだかんだと言いつつ、結構、聴きました。もうちょっと突き抜けてくれてもよかったんですけどね。

    あ、Steveの日比谷野音、前日のルネッサンスのライヴ(チッタ)も含め、所用で行けなかったのです(涙)。

    まぁ、チッタでSteveが見られたので良しとすべきでしょうが、やっぱり見たかったです。

    ルネッサンスは、リーダーのマイケル・ダンフォードがつい1カ月前か、亡くなってしまいましたから、来日は日比谷野音が最後だったのですね。

    みんな年を重ねているということは・・・自分も同じということです。だからライヴは無理してでも行くようにしています。

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  2. マイケル・ダンフォード・・・そうなんですよね。。。この間はニック・ポッターのことを知って思わず「えっ」と大きな声を出してしまいました。最近こういう話をきくと、考えたくないことをいろいろ考えてしまってほんとにいやです。日比谷はどんな感じだったんでしょうね。私も今度から必ず行くようにするぞ!
    ところでご存知かもしれないですが、アニキと先生がFire & Iceにも入っていたディランの曲をレコーディングしたって、ツィートしてました。ほんとにHackwettonしちゃったりして。

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  3. quiet.earthさん
    そうなんですよ!なんでまたあのナンバーをJohnとRecしたのか、気になっています。Revisited IIが発売されて、当面、新録音は無さそうでしたし。ちょっとビックリでした。かく言うのも、あのライヴ映像でイチバン好きになったのは、このJohnとのリメイク(Along the Watchtower)でしたから。

    それにしてもこの曲をスタジオで録音して、一体、どんなかたちでリリースするんでしょう?Revisited IIのプロモーションツアーが今年春と秋に行われますから、その合間にソロ新作というのも、ちょっと考えにくいんですよねぇ。なんか、今年もSteveの話題はにぎやかになりそうですね。楽しみです!

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  4. そうですね〜、早く聴きたいですね〜〜!

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